英検3級の受験を考えている皆さん、新しいライティング問題に不安を感じていませんか? 2024年から問題が変わって、今までの「意見を書く問題」に加えて「Eメールを書く問題」が新しく導入されました。
「Eメールってどうやって書くんだろう」
「時間内にライティングを2つも書けるかな」
多くの受験生がとまどっていると思います。
この記事ではそうした不安が解消できるように、英検3級がどんな内容なのか、特に新しいライティングの問題と効果的な勉強法を説明しています。3級レベルの中学校で習う文法や単語、日常生活で使うような簡単なEメールの書き方など、合格に必要な情報をお届けします。
新しい形式のライティング問題にも自信を持って挑戦できるように、基本的な英語力を身につけながら実際に使える英語力も同時に伸ばしましょう。
さあ、英検3級合格への第一歩のスタートです!
英検Ⓡ3級ってどんな試験?
英検3級は、中学校を卒業程度の英語の実力を測定する試験です。
大きく分けて2つの部分があります:
- 一次試験:筆記とリスニング
一次試験の試験時間は筆記65分、リスニング約25分、計90分です。
内容を簡単にまとめると:
- リーディング(読む):30問
- 短文の語句空所補充、会話文の文空所補充、長文の内容一致選択
- ライティング(書く):2問
- 意見論述問題とEメール問題
- リスニング(聞く):30問
- 会話の応答文選択、会話の内容一致選択、文の内容一致選択
- 会話の応答文選択、会話の内容一致選択、文の内容一致選択
2. 二次試験:スピーキング(話す力)
問題カードに書かれた内容を音読し、その後面接官からの質問に答えます。この際、発音や流暢さだけでなく、コミュニケーション能力も重視されます。
2024年から新しく、ライティング(書く力)の問題が2題出るようになりました。この級では、日常生活で使う簡単な英語が理解できて、使える力が求められます。
英検3級で出る文法
中学校で習う基本的な文法が出題されます。例えば…
- 現在形・過去形・現在進行形
- 未来の表現(will, be going to)
- 助動詞(can, must, should)
- 比較級・最上級
- 接続詞(and, but, because, when)
- There is/are の使い方
- 基本的な前置詞
これらの文法を正しく使えるかが大切です。
3級の試験内容 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
出典:公益財団法人 日本英語検定協会
採点は総合的な評価
採点は、ただ答えが合っているかだけでなく、文法、単語、表現力など、全体的な英語力を英検ⓇCSEスコアをもとに評価されます。一次試験と二次試験は別々に採点されます。
英検®CSEスコアと合否判定

英検®CSEスコアって何かな?
英検®CSEスコア(Common Scale for English)は、英検の合否判定に使用される採点システムです。このスコアの特徴は以下の通りです:
- 5級から1級まで全級に共通するスコアシステムで、英語力を客観的に評価します。
- リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能に対して均等にスコアが配分されます。
- 各級の合格基準スコアは固定されています。
- 正答数が同じでも、試験回によってCSEスコアは変動する可能性があります。
合否判定の仕組みは次のようになっています:
- 各技能の正答数をもとに技能別CSEスコアを算出します。
- 一次試験は3技能(4級以下は2技能)の合計スコアで判定します。
- 二次試験はスピーキングのスコアのみで判定します。
- 各スコアが合格基準に達していれば合格となります。
以下は英検CSEスコアの図表です。
https://www.eiken.or.jp/assets/images/gra_01_ex.png
出典:公益財団法人 日本英語検定協会

CSEスコアのことはわかったけど、合格ラインを知りたいな?
英検®3級の合格基準スコアは以下の通りです:
一次試験: 1,103点 (満点1,650点)
二次試験: 353点 (満点550点)
合計 : 1,456点 (満点2,200点)
これは英検CSEスコアでの表示であり、受験者が自己採点で算出することはできません。自分の正答数でスコアを出すことはできないため、何問以上できていればいいのかがわからず不安に感じる人もいるでしょう。
一般的には、一次試験で約65%以上の正答があれば合格と言われています。ただしリーディング、リスニング、ライティングそれぞれの技能について評価されるため、バランスよくスコアを伸ばすことを意識した学習が必要です。
「英検CSEスコア」と「合否判定のしくみ」
英検CSEスコアとは | 公益財団法人 日本英語検定協会
出典:公益財団法人 日本英語検定協会
一次試験の合格スコアの点数は決まっていますが、リーティングパートで何点といったように各技能で合格点が定められているわけではありません。リーディングが苦手な人は、ライティングとリスニングで高スコアになるように対策していきましょう。

新しいライティング問題について
2024年から、英検3級のライティング問題が変わりました。今までの「意見を書く問題」に加えて、新しく「Eメールを書く問題」が出るようになりました。
何が変わったの?
ライティング問題が2題になりました。
・ 1題目:今までどおり、自分の意見を書きます
・ 2題目:新しく、Eメールを書く問題です
3級の新しいEメール問題の特徴
- 日常生活や学校生活に関する簡単な場面が設定されます。
- その場面に合わせて、適切な返信メールを書きます。具体的には、友人からの2つの質問に対して適切な内容を含めることが求められます。
- 基本的な挨拶や、簡単な情報のやりとりをします。例えば、質問に対する直接的な回答と、それに関連する感想や詳細を加えることで、語数を満たします。
- 語数制限より多かったり少なかったりする場合や、友人のEメールに対して適切に応じていないと判断された場合は、減点されます。友人からのEメールの内容をよく読んで、返信内容に必要な情報を盛り込むことが重要です。
出題例 3級 (eiken.or.jp)
出典:公益財団法人 日本英語検定協会
ライティングの評価
英検3級のライティングテストは「内容」「単語」「文法」の3つの観点から評価されます。
- 内容: 指示に従って適切に書けているかが評価されます。
質問に対して自分の意見や考えを明確に述べ、その理由を2つ示します。 - 単語: 英検3級レベルの語彙を正しく使えているかどうかが評価されます。
日常的な表現や中学校で学ぶ基本的な単語を使用することが求められます。 - 文法: 基本的な文の構成や時制が正しいかどうかが評価されます。
主語と動詞の一致や時制の使い方に気を付ける必要があります。
英検3級の合格率は約50%とされており、特にライティングやスピーキングが初めての受験者には難易度が高いと感じられるようです。十分な準備と対策が必要です。
Eメール問題の対策
新ライティング問題について書かれている最新の学習教材で、出題形式に慣れておくことが重要です。
また、英検3級に出る単熟語が例文と一緒に学習できる教材がオススメです。
Eメール問題を解くコツ
- 与えられた状況をよく理解する
- 指示された内容をすべて含める
- Eメールの最初と最後のあいさつは回答に含めない
- 簡潔で分かりやすい文章を書く
- 基本的な文法と単語を正しく使う
- 制限語数の15語~25語を守る
使える定型表現
最初と最後のあいさつはすでに書かれているので、本文のみ書くようにします。
- 本文の書き出し:I’m writing to…
- 情報を伝える:I want to let you know that…
I just wanted to inform you that… - 質問に答える:Regarding your question about…
As for your question about… - 締めくくり:I look forward to hearing from you.
練習方法
- 時間を計って、語数内で問題を解く
- 模範解答と比べる
- 自分の足りない点を見つける
- 同じ問題をもう一度解いて、改善する
意見文のライティング練習でもぜひ心がけてほしいのですが、回答は書くだけではなく必ず音読するようにしましょう。音読して覚えることで多くのパターンをインプットすることができます。スラスラ読める文章を増やすことはライティング力だけではなく、リスニング力や単語力アップにつながります。
新ライティング問題を攻略するポイント
- 日常的な英語表現を覚える
- 文法の基礎をしっかり学ぶ
- 3級レベルの単語を増やす
- 2題の問題にバランスよく時間を使う練習をする
- いろいろな場面でEメールを書く練習を繰り返す
- 添削結果を参考に、自分の弱点を直す
これらのポイントを意識して勉強しましょう。新しいライティング問題に自信を持って挑戦できます!

英検のリニューアル解説動画はとてもわかりやすいので参考にしてください。
リニューアル解説動画:英検3級の変更点と勉強法
【英検2024リニューアル解説動画】英検3級の変更点と勉強法(安河内哲也先生)
出典:Eiken Foundation of Japan
まとめ
今回は英検3級の内容と、2024年から始まった新しいライティング問題についてくわしく説明しました。この新しい形式は、実際に使える英語力を判定するためのもので、受験する皆さんにとって大切な変更点です。
主な内容をおさらいすると:
- 英検3級は中学校を卒業したくらいの英語の実力を測定する試験です。一次試験(筆記と聞き取り)と二次試験(話す力)があります。基本的な文法や単語、日常生活で使う英語表現が理解できることが大切です。
- 2024年から、新しいライティング問題が始まりました。今までの「意見を書く問題」に加えて、「Eメールを書く問題」が新しく出るようになりました。これで、より実際の生活で使える英語力を測れるようになりました。
- 新しいEメール問題への勉強方法も紹介しました。問題の特徴や解き方のコツ、使える表現や練習方法などを具体的に説明しました。
新しい形式に慣れるのは大変かもしれません。
まずは自分に合った参考書や問題集を手に入れて、この記事で紹介した情報と対策を使えば、きっと実力アップにつながります。
新しいライティング問題は、英検に合格するためだけでなく、実際の生活で使える英語力を身につけるチャンスです。
ぜひ、声に出して音読することを心がけてください。
基本をしっかり押さえながら、実際に使える英語力も一緒に伸ばしていきましょう。余裕を持って早めに対策をスタートして、自信を持って試験当日を迎えられるようにしましょうね。
今日から合格を目指してがんばりましょう!応援しています!

